伏見の観光資源の一つ、琵琶湖疏水に架かる橋を紹介

2009年4月 3日

深草駅から見た琵琶湖疏水伏見区に水をたたえる琵琶湖疏水に関連した観光スポットといえば、南禅寺の水路閣や蹴上インクラインがありますが、このページでは疏水にかかっている橋を中心に紹介していきます。

しかも、今回紹介する橋は西浦町周辺の京阪藤森深草間という、ものすごく狭い範囲にあるものです。春のお花見シーズンになると、駅沿いには満開の桜がズラリと並び、疏水のグリーンがその美しさを引き立たせます。


疏水にかかる橋の数は京阪藤森駅から深草駅間で9本

京阪電鉄の藤森駅から深草駅までのごく狭い範囲にもかかわらず、琵琶湖疏水上にかかっている橋梁の数は下の地図の通り9本もあります。さらに、京阪電鉄の線路の頭上に架かっている橋梁もカウントすると、合計11本にもなります。

京阪藤森駅から深草駅までの琵琶湖疏水周辺の地図

橋の名称は、ほとんどがその地域名に対応した名前が付けられています。例えば、深草キトロ町であれば「きとろ橋」が、深草野田町であれば「野田橋」といった具合の名前です。

北側の深草駅から南側の藤森駅まで、9本の疏水の橋を追う

では、地図の番号順に琵琶湖疏水の橋を解説していきましょう。

深草橋(ふかくさはし)

京阪電鉄深草駅前の深草橋
まず、地図の(1)にある橋ですが、これは深草橋といい、ちょうど京阪深草駅の2番出入口前に架かっています。

この橋から一本南の砂川橋までは桜の並木道が続いていて、春頃には非常に美しい景色を堪能することができます。

砂川橋(すながはばし)

第一軍道上の砂川橋
地図の(2)にあるのが砂川橋です。この橋から第一軍道を西に進み、師団街道に出て少し北上すると砂川小学校があります。

橋に掲示されている名称が歴史的仮名遣いだったため、ここでは「すながわばし」と現代仮名遣いのルビを振らずに、「すながはばし」にしています。

綿森橋(わたもりはし)

深草綿森町にある綿森橋
地図の(3)の部分、深草綿森町にあるのが綿森橋です。竣工は大正12年と古いです。

橋の名称が刻まれている部分は亀裂が走っていますが、渡る部分はさすがに補修が行き届いています。

この橋と京阪の踏切を渡って師団街道に出ると、エクスプレス伏見前のバス停に出ます。

町通橋(ちやうどうりはし)

深草町通町の町通橋
(4)の部分、深草町通町(ふかくさちょうどおりちょう)沿いに架かっているのが町通橋です。竣工は一本北にある綿森橋と同じく大正時代です。

橋に刻まれている名称が「ちやうどうりはし」だったため、原文ママでルビを振っています。現代仮名遣いに直すと「ちょうどおりはし」です。

この橋からまっすぐ西に進むと法務局伏見出張所に出ます。

野田橋(のだはし)

深草野田町に架かる野田橋
地図の中段(5)の部分に架かっている橋が野田橋です。

西側の師団街道や東側の深草商店街へのアクセスが悪いので、橋を渡る機会が少ないです。

師團橋(しだんはし)

深草野田町の南にある師團橋
深草商店街と師団街道を結ぶ第二軍道の(6)の部分にあるのが師團橋です。

師団橋付近には深草公設小売市場やダイエー藤森店などの食品スーパーに加えて聖母学院もあり、疏水の東側と西側を結ぶ交通の要所となっています。

きとろ橋(きとろはし)

深草キトロ町のきとろ橋
きとろ橋は地図中の(7)の深草キトロ町にあります。町名と橋の名前が一致しています。

西側の橋のたもとにはダイエーの駐輪場に通じる抜け道があるので、このあたりは自転車やバイクの交通量が多いです。

堀田橋(ほったはし)

京阪藤森駅改札口前の堀田橋
京阪電車の藤森駅を出たすぐの所に(8)の堀田橋があります。さらに、目の前に名神高速道路も見えます。

この橋の近くには深草小学校と聖母学院と深草中学校があり、電車通学をしている学生・生徒さんの往来が激しいです。

極楽橋(ごくらくはし)

京阪藤森駅踏切前の極楽橋
地図の一番南、藤森駅の踏切前(9)にあるのが極楽橋です。

東の深草小学校側と西の藤森中学校側とを繋ぐ重要な橋です。目と鼻の先には深草商店街もあり、大勢の人たちに利用されている橋です。

「仁明天皇深草十二帝御陵つきあたり」と書かれた道しるべ橋のたもとには深草十二帝陵関連の道標が立っています。この深草十二帝陵(深草北陵)というのは、北朝(持明院統)の12帝が祀られている御陵のことです。祀られている天皇のリストは以下の通りです。

  • 後深草天皇(89代)
  • 伏見天皇(92代)
  • 後伏見天皇(93代)
  • 後光厳天皇(北朝4代)
  • 後円融天皇(北朝5代)
  • 後小松天皇(100代)
  • 称光天皇(101代)
  • 後土御門天皇(103代)
  • 後柏原天皇(104代)
  • 後奈良天皇(105代)
  • 正親町天皇(106代)
  • 後陽成天皇(107代)

京阪線の頭上に架かる橋梁

紹介している区域では、京阪電車は琵琶湖疏水と平行に走っているため、疏水の橋のすぐ近くに京阪線の橋梁があります。こちらも北側から順に紹介していきます。

京阪こ線橋(けいはんこせんきょう)

砂川橋の西隣にある京阪弧線橋
京阪弧線橋は第一軍道と京阪の路線が交わり合うところに架かっていて、砂川橋のすぐ隣に位置しています。

疏水の東側にある立命館高校や、西側にある龍谷大学・砂川小学校にアクセスするための重要な橋だと言えます。この橋から第一軍道をまっすぐ西に進むと、鴨川に架かる水鶏橋(くいなばし)にたどり着きます。

南野田橋(みなみのだはし)

師團橋の西隣にある南野田橋
第二軍道と京阪線が交わっているところにあるのが南野田橋で、師團橋に隣り合う形で架かっています。

師団街道が渋滞している時に商店街側の道路に行くための抜け道として利用されていたりします。

2009/04/03 06:51 PM

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